りぶるの集い2015

6月23日(火)県連女性局は「りぶるの集い」を開催いたしました。
今年は、7月に予定されている児童虐待防止啓発のための全国一斉街頭行動に向けて、「児童虐待の防止に向けて」と「熱中症対策」を聴講することとし、県下の支部女性党員とその友人知人含めて約40名が集まりました。

「りぶるの集い2015」

第一部は、県こども家庭課の協力を得て、児童虐待の状況と施策を学習いたしました。
厚生労働省の資料や県が取り纏めたデータを教本として、県の状況を例に、児童虐待防止策や7月1日から実施される全国共通児童虐待通報電話番号『189』の普及推進についてをお話しいただき、興味深い講演となりました。
奈良県は、「核家族率が全国一位だけれども、夫婦の役割では保守的な概念を持つ人が多く、男性の就労及び通勤時間が長い」という現状も初めて耳にし、母親ひとりで子供と向き合い子育てをすることによる不安や悩み、そして子供たちのSOSの声を、私たちもいちはやくキャッチしなければならないと痛感した1時間でした。

「児童虐待の防止に向けて」

第二部は、奈良県看護連盟会長で自由民主党奈良県看護連盟支部長の蓮池豊子さんから熱中症対策について、講演いただきました。
地球温暖化により体温並みの外気温となり、熱中症のニュースが頻繁に見られるここ数年、この夏に向けて、隠れ熱中症の見分け方や、救急搬送時の準備を教えていただきましたが、蓮池さんの、ユーモアとご自身の病や看護師の体験を取り混ぜたお話で、時間が足りないほどに有意義な講演でした。

「この夏の熱中症対策」