女性局研修会
奈良県連女性局は6月29日、研修会を開催しました。
今回の研修は、震災についての講演と法廷見学という構成です。県下の市町村支部女性局から40名を超える申し込みがあり、早々に締め切るほどでした。
第一部は、堀井巌参議院議員を講師に、「報道が語らなくなった被災地の今」と題し、2月に党本部女性局が行った宮城県被災地視察についてを中心に、被災地の現状や必要な支援について講演いただきました。
堀井議員の講演を通して、いつ起きてもおかしくない東南海地震に備え、私達一人一人がなすべきことを再確認し、防災への意識を高められたことは大変有意義でした。特に、県連女性局役員の間では被災地に寄せる思いが強く、堀井議員との対話の中から指針を得ることもでき、次に繋がる研修となりました。
講演終了後は記念撮影。堀井議員を囲んで、圧巻の女性局研修会です。
緑輝く若草山をバックに美しいショットの筈でしたが、逆光でお見せできず残念です。
第二部は、裁判の傍聴と法廷見学です。
聴講後、奈良地方裁判所に移動しました。ここからは写真撮影不可のため、文章だけになりますが、ご了承下さい。
先ず、担当官より日程と傍聴の注意事項があり、緊張しながら法廷に入りました。女性局が傍聴したのは覚醒剤取締法違反の判決言渡しです。検察官も弁護士もごくごく普通の若い女性で、右陪席も女性。驚きました。女性活躍、待ち望んでいた光景です。
さて、判決の言渡しですが、裁判官が穏やかに、時に厳しく、諭すような口調で判決理由を述べられていたのが印象的でした。
裁判終了後には、法廷や裁判員制度について解り易く説明いただきました。その後、撮影許可が下りたので、法服を羽織り、裁判官になったつもりでハイポーズ。この画像を、HPやSNSにアップできないのが残念です。
研修室に移動し、裁判員制度の啓発DVD(刑事事件の公判をドラマ化したもの)観賞。尋問や証拠から結論を導き出すことは、非常に難題であると痛感しました。
抱いていた険しいイメージとは違い、質問しやすいようにカジュアルな雰囲気で平易な言葉を用いて説明して下さったお心遣いに改めて感謝します。
法廷見学により、裁判員制度や裁判の公開の重要性を深く理解した一方で、裁判員に選ばれた自分を想像し、その重責に大きな戸惑いを覚えたのも確かです。裁判員制度の導入や犯罪の増加により司法が身近となった今、改めて国民の役割を実感した見学会でした。
今回の研修は4時間という短時間にもかかわらず、重厚な課題を設定いたしました。
そこで、参加者よりレポートを提出いただきます。
これを取り纏め、『りぶる』や近畿ブロック会議、党本部への活動報告等で発表予定です。
多くの知識と貴重な経験を得て、女性局、更に一歩前進です。
尚、今回の企画は5月24日の役員会で発案されました。
その時の様子は新着ニュースにアップしてありますが、あの日、自由民主会館にと、役員の手で種蒔きされた『国土強靭化キャンペーン』の松葉牡丹。
先ず1輪、咲きました。
梅雨にも台風にも負けず、真夏の彩りにと松葉牡丹も頑張っています。
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